キャッシングは口座の残高不足にも利用できるんですか?

いつも公共料金の支払いを口座からの引き落としで支払っているんですけど、時々口座の残高が不足してしまっている時があり、支払いができていないことがあります。こういう時にキャッシングを利用することができると聞いたのですが、本当でしょうか?キャッシングは現金で借りるものだと思っていたけれど、口座の残高不足にも利用できれば、すごく助かります。そのようなサービスがある場合はぜひ使いたいので教えてください!

サービスによっては口座の残高不足を補うことができます

キャッシングは一般的にATMなどで現金を借り入れすることができるサービスとして知られています。質問者さんもこのようなサービス内容はご存知のようですが、実は銀行口座の残高が不足している時にキャッシングを利用して金額を補う、ということもできるんですよ。もちろん全てのキャッシングサービスで利用できるわけではなく、限られたサービスになってしまいますが、公共料金の支払いのために口座引き落としを利用しているみなさんにとっては非常に便利なサービスです。

たとえば、月々の電気代の支払い金額が数千円足りなかった!という場合。残高不足を補ってくれるキャッシングサービスを利用すれば、不足していた数千円を自動的に借り入れし、無事に電気代の支払いができるようにしてくれるのです。このような仕組みで成り立っているサービスなので、口座の自動引き落としを利用する機会が多いみなさんにはとても役立つことでしょう。質問者さんも是非利用してみてくださいね!

ただし、自動的に借り入れできるようになっているため、お金を借りているという感覚がない、という人も少なくありません。通常のキャッシングであれば現金をその場で借り入れするので、「キャッシングでお金を借りた」という感覚を持ちやすくなっているのですが、残高不足を補うために利用する場合は全て口座の中で行われる取り引きです。そのため、キャッシングでお金を借りているという感覚が乏しくなり、結果的にサービス自体に甘え切ってしまうことも多いので注意が必要です。

「いつもすぐに借りられるし、口座の残高が不足していてもいいや!」と考えるのではなく、あくまでも万が一残高が不足していた時に金額を補ってくれる助け舟としてキャッシングサービスを活用していきましょう。キャッシングは上手く利用すれば便利なのですが、頼り切ってしまったり誤った使い方をしてしまったりするとトラブルが起きる原因になります。せっかく利用するのですから、正しく活用する方法を身につけていきましょうね。

キャッシングの返済口座が残高不足だった場合どうなる?

口座引き落としの日は毎月決まっていますので、前日までに残高を確認するのは大切です。残高不足で引き落としが出来なかった場合、その延滞情報は「指定信用情報機関」に記録されてしまいます。1日延滞しただけでも記録が残りますので、これは注意したいところです。ただちに、個人信用度を落とす結果になってしまうわけではないのですが、何度か延滞を繰り返したり、滞納期間が60日を超えたりすると、かなりの影響が出ます。

ほとんどのカード会社は、前日までの入金を依頼しています。これにはちゃんとした理由があります。銀行のシステムが、当日の開店前までに引き落とし処理をするようプログラムされているからなのです。ですから、この時点で残高がなければ、「残不足による引き落とし不能」になるわけです。請求金額分の残高がなければ引き落とし作業は行われません。ある分だけでも引き落としてほしい、などと都合良くはいきません。

口座引き落としは、銀行と処理を依頼するカード会社との契約によって行われます。引き落としの回数は原則1回ですが、銀行の方針、あるいは企業との契約内容により、当日の営業終了後2回目の引き落としを行う場合もあります。当日中であれば、入金があり次第、順次引き落とす場合もあります。また、数日後に再度引き落としをする企業もあります。やはり、企業と銀行間の契約内容によって、取り扱いが微妙に違うようです。

最近の主流は、請求書が自宅に送られてくるタイプです。それをコンビニや銀行で支払います。再度、口座から引き落とす場合、企業側も取り扱い手数料を銀行に支払わなくてはいけませんし、請求データーも作り直す必要があるため、この方が企業側にとっても経費がかかりません。記載されている支払期日までにj振り込めば、延滞金が発生しない場合もありますので、振込依頼書が手元に届いたら、すぐに入金したほうがいいです。振込手数料が別途かかります。

では、延滞をするとすぐにキャッシングをストップされるのかというと、そうでもありません。再度届いた請求書ですぐに支払えば、継続して利用可能です。しかし、これが5〜6回とか何度も繰り返されたり、すぐに支払わず二ヶ月ほど放置したりすると、個人信用度が格段に落ち、何らかの制限がかけられます。例えば、利用できる枠が制限されたり、利用停止になったりします。また、新しく借入を申し込む際、断られる可能性も高くなります。

同一口座に複数の引き落とし請求があった場合、例えば、同じ日に電気料金や保険料などの引き落としが重なった場合ですが、引き落としをする優先順位は銀行側が決定します。これは預金口座振替規定にもありますが、「複数の支払い請求があった場合そのいずれを支払うかは当行の任意とします」とあるため、個別にキャッシングを優先してもらうよう、銀行側にお願いする事はできません。

それよりも、カード発行会社に連絡を入れる事をお勧めします。引き落とし日に複数の引き落としがあり、全部支払うと残高が足りなくなるので、キャッシングの分だけ先に支払う方法があるかなど、相談してみるのもいいかと思います。これにより、信用度が守られるわけではありませんが、たとえ方法がなくても、こちらの誠意を精一杯示すことは、社会通念上大切だと思うのです。

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